この物語は史実に基づいて書かれたフィクションである。
心臓の弱い人、高血圧の人は、医師の診断を受けて下さい。
第一話
昭和45年(西暦1970年)11月7日、MK&SK夫妻の第一子長男として産声をあげる。Tと命名される。名門信愛幼稚園、名門成育小学校、名門蒲生中学校、名門旭高等学校を、主席で卒業し、その後19歳で単身渡米。幼少時代からの苦悩苦難な人生に終止符を打つための新たな出発であった。彼にとっての日本での19年間の生活は、波乱に満ち溢れた生きざまであった。そして、その中で生まれた精神は、数多くの民に生きる事の希望と素晴らしさを与えた。単身渡米後、数々の無理難題に直面したが、時には静かに、時は激しく、それらを克服してきた。
この物語は、これからの世界を担って行く若者達に捧げる。
幼少時代の彼は、物静かで内気でありながらも、潜在的に秘めた人間の器は尋常ではなかった。彼はこの時既に、、、第二話へつづく。
第二話
彼はこの時既に神童と呼ばれ、社会の中で無くてはならない存在だった。幼少時代の彼の人間の器は、それはそれはもう、例えるならばライオンの如く強く激しく、野に咲く花の如く優しく、そして大海原の如く大きかった。そう、確かこの頃だっただろうか?あの事を知ったのは、、、第三話へつづく。
第三話
これから起こり得る出来事を、誰が想像できたであろうか? 波乱の人生の幕開けになることを。
あの頃、彼は薄々感じていた事だろう。彼にとってあの事を知ったのは、本当に良かったのだろうか? いや、そんな筈はない。ただ少し早すぎたのかもしれない。人間誰しも運命には逆らえないが、この時彼は、どれ程自分の運命を恨んだことか。しかしこの事を知ってしまった以上、彼は黙って何もしない男ではなかった。とにかく走った。走って走って走りまくった。ふと立ち止まると、そこは駅だった。その時だった、彼は自分の耳を疑った。そう、彼が駅で聞いた音とは、、、第四話へつづく。
第四話
彼は駅に着いた瞬間とんでもない大きな音を聞いた。その音の3秒後に微かに、そして暖かく、そして何か懐かしい香りが漂ってきた。その音とは、
「ぷー。」
彼はその音と香りの根源を捜索せずにはいられなかった。そして遂にその源を発見した。なんと今迄に見た事のない位の超べっぴん姉ちゃんの、超弩級巨大放屁であった。その超べっぴん姉ちゃんを見た瞬間、色々な疑問が彼の脳裏をよぎった。
「何食ったら、あんな音出んねん?」
「何食ったら、あんなに臭いねん?」
「あーあ、めっちゃべっぴんさんやのになあ。」
などである。そんな事を考えていると、前から超べっぴん姉ちゃんが彼の方に近づいてきた。そして次の瞬間彼女は、、、第五話につづく。
最終更新日:2003/10/20 月曜日